熱中症について
体内の水分やミネラルのバランスが崩れたりすることで起こる、さまざまな身体の障害を総称して「熱中症」といいます。
気温や湿度が高いときのお散歩や、高温で空気のこもった場所に長時間いると熱中症のリスクが高まります。
よだれが多く出る、呼吸の異常、嘔吐、 けいれん、意識障害など |
人間は暑いと汗をかきますが、犬や猫には体温調節のための汗を出すエクリン線が肉球や鼻先にしかありません。
暑いときは*パンティングによる放熱での体温調節を行いますが、それだけでは十分に体を冷やすことはできません。
熱中症はそのままにしておくと重症化し、命の危険にさらされることもあります
ペットを熱中症から守るためには日ごろから対策を行い、様子の変化にいち早く気づいてあげることが重要です。
*パンティング…口を開いたまま、ハアハア浅く速い呼吸をすること。
暑いときや運動後、興奮したときにみられる呼吸で、水分の蒸発と放熱を行っています。
日常生活の中でできる熱中症対策
日のあたる場所や、空気のとおりが悪い場所は避けましょう。
接触冷感のベッドやクールマットを使用するのもおすすめです。
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地面の温度が上がる前の早朝か、夜の時間がおすすめです。
飲み水を持ち歩き、こまめに水分をとりましょう。
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いつでも水分補給ができる環境づくりが大切です。
ペット用の経口補水飲料や、食事にウェットフードを取り入れるのも効果的です。
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熱中症かもしれないとき
・猫の平熱…38〜39℃ |
40℃を超えている場合は要注意！
発熱しているといえます。
※体温を計れなくても、ペットの身体を触ってみていつもより熱いと感じたら発熱している可能性があります。
その場合は急速に熱を下げてあげる必要があります。
・意識がもうろうとし、ぐったりしている。 ・けいれんしている。 ・尿や便を失禁してしまう。 |
